ブルゴーニュのビオディナミ生産者の中でも、確固たる評価を得ているフレデリック・コサール氏。
コサール氏は、ニュイ・サン・ジョルジュのネゴシアンでブレンダーとして働いた後、1996年に彼は義理母(当時)と一緒に念願のドメーヌを立ち上げ、ドメーヌ「シャソルネイ」を設立。その後、2005年に新たにワイン醸造所を建設し、その翌年にネゴシアン・フレデリック・コサールをスタートし現在に至ります。
第2の『ロマネコンティ』とも称されるワインを造る醸造家。 ブルゴーニュワインのクルティエとして長く活躍し、独自の道を切り拓いたフレデリック・コサール。 彼の情熱はドメーヌシャソルネイの設立につながり、続いてネゴシアン・フレデリック・コサールをスタートしました。
現在、コサールは10haの畑を5人で管理している(繁忙期は季節労働者が数人手伝う)。
彼の所有するブドウ品種は、ピノ・ノワール、シャルドネ、アリゴテで、樹齢は若いもので8年。平均樹齢が50年で、古樹になると樹齢が80年に達する。彼の提唱するvin Vivant(活きているワイン)をグランクリュで表現することを目標に、日々探究を続けてきたコサールがついにその夢を実現。
2000年から畑のプレパラシオンに病気の耐性を強化するホメオパシーを取り入れ、ブドウの活性化を図る。醸造面でも、粒単位での選果、SO2無添加、ノンフィルター、徹底した温度管理、地中カーヴの増設など、大胆でありながら繊細にして努力家の彼は、良い品質のワインをつくるために支払う代償は全く惜しまないのです。
【クルティエとは】
クルティエとは、フランスのあらゆるワイン産地で活躍するワイン仲介業者で、ほとんどは一匹狼の仕事師です。 ブルゴーニュには公式登録者で約70人おり、それぞれの“縄張り”におけるあらゆるぶどう栽培家やドメーヌを熟知した上で、生産者からネゴシアンへのぶどう・果汁・樽・ビンでの販売の仲介をしています。
【ホメオパシーとは】
もともとは医学用語であり、同毒治療とも言われる治療法です。
現在起きている、もしくはこれから起こる症状と同類のものをごく少量希釈し、使用することで症状に対する免疫を持たせたり、自己治癒能力を高める補助的な役割を果たすこと。自己治癒能力を上げることでボルドー液等の使用が減り、土壌や周辺環境の汚染を抑えるなどの利点があります。
【プレパラシオンとは】
ビオディナミ農法で使用される、天然成分の調合剤。散布、配置する事で、土に活力を与えたり、生態系を整えたりします。
牛の角にシリカを詰めたものや、イラクサの浸出液などがあり、501、502等、番号がつけられています。
フレデリック・コサール ラ・シャソルナード(2021) スパークリング NV
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フレデリック・コサール モルゴン コート・デュ・ピィ 2020 レ・ザン・オー
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フレデリック・コサール モルゴン ヴェルシオン・スッド NV
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