オーナーのジョシュ・ジェンセン氏は、ブルゴーニュのロマネ・コンティでぶどうの栽培のノウハウを学びました。ジョシュはピノ ノワールを北米の偉大な品種ワインの1つとして確立する上で重要な役割を果たしました。そうすることで、彼はカレラを世界で最も尊敬されるワイナリーの1つに作り上げました。愛好家に愛されているカレラは、Wine&Spiritsの「世界のトップ100ワイナリー」の1つとして4回表彰されており、ロバート・パーカーはカレラを「カリフォルニアのロマネコンティ」と呼んでいます。
カレラのマウント・ハーランの畑はモントレー湾から東に25マイルのガビラン山地にあります。太平洋からの冷たい海洋大気が流れ込む、カリフォルニアで最も涼しいぶどう生育地域で、カーネロスより摂氏で平均5~6℃涼しい場所にある畑です(標高平均2200フィート・670m)。
カレラのマウント・ハーランの畑は石灰岩が豊富なこと、そしてぶどう栽培に理想的な気候だったことから選ばれました。
マウントハーランは1990年にA.V.A.(政府認定ぶどう栽培地域)に認定されました。今日、有機認定のマウント・ハーラン・ヴィンヤーズのぶどう畑はニューワールドの貴重なピノ・ノワールの栽培地として認められています。全体をいくつかの区画にわけ、それぞれに名前をつけた畑として管理していますが、そのそれぞれが卓越した純度の高さ、優雅さ、そして熟成の将来性を兼ね備える特色を持つワインを生産する畑として有名です。
2017年には同じくカリフォルニアの大手で交流もあったダックホーングループにワイナリーを売却。以前と変わらぬ品質で高い評価を維持しています。