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年に一度の入荷!ルー・デュモン、更なる品質向上と進化!ブルゴーニュから仲田晃司氏入魂の作品集をお届け!!

50歳を迎えた渾身の記念ヴィンテージ「2022年」です!!

【仲田 晃司氏とは】


大学生時代にアルバイト先のフレンチレストランでワインに出会い、「いつか自分の手でワインを造ってみたい」という夢を抱いた青年は、1995年、頼るつてもなく単身渡仏。
フランス語の勉強をしながら各地の醸造家の門を叩いて修行を重ね、2000年 7月 7日、ブルゴーニュの地にルー・デュモンを設立しました。
仲田さんのワイン造りを特徴付けているのは、まさしく日本人職人的と言うべき、周りがあきれるほど細部まで徹底的にこだわる仕事への執念です。仕込むワインのテロワールや個性を研究し尽くした上で、樽の選定眼や熟成方法を駆使してワインを磨き上げます。
2003年 5月、在りし日のアンリ・ジャイエ翁より「自分自身のアイデンティティをワインに表現せよ」との薫陶を受け、「日本人であるということ」、「自然と人間に対する真摯な尊敬の念」の象徴として、「天・地・人」が生まれました。
「ワインを通じてアジアの架け橋になれればと願っています」という仲田さん。現在、ルー・デュモンのワインは、日本、韓国、台湾、中国、シンガポールといったアジア諸国を中心に販売されています。2008年 8月、ジュヴレ・シャンベルタン村に念願の自社カーヴを取得しました。

2012年から段階的に自社畑の購入を開始し、その全面積でビオロジック栽培を実践。2024年現在、ブルゴーニュに合計6.5ヘクタール、シャンパーニュに合計1.3ヘクタールの畑を所有しています。

【仲田氏よりプチ情報】
仲田さんは自身のワインを造るときは新樽の使用にこだわります。それは清潔だから!!(1回使用した樽は糖分や水分が含まれバクテリアが生えやすくクリアな液体が得られにくくなりるそうです。)

デリケートなブルゴーニュワインはプレスした後、コンクリート層やステンレスタンクで浸漬、1次醗酵&マロラクティック醗酵したあと新樽に入れると樽の香りが強くつき、本来のピノ・ノワールの美点が損なわれます。

そこで考えた仲田氏は新樽内ですべてを行うことにします。収穫したブドウをそのまま新樽にいれ、そこで浸漬、アルコール醗酵を行います。そうする事で樽の成分もブドウの成分と一緒に溶け込み、非常に滑らかな酒質になるそうです。

果皮や種子をつぶさないように、手で一つ一つ丁寧にピジャージュする仲田氏。新樽醗酵も、樽の天板を外して行い、発酵が終わったら天板をはめ直し、樽熟成を施します。

これは非常に手間がかかっており、しかも新樽の1つの値段は15万円くらい?1樽290本前後しか作れないので、かなりコストもかかっています!

仲田氏の各キュヴェの新樽比率は、全て上記の醸造方法で施された比率になります。上位キュヴェの新樽比率100%は全て上記の方法でACブルゴーニュの新樽比率20%は上記の方法が20%、それ以外の醸造で仕立てた分が80%のブレンドです。

また最も大事なことは「observation」(オプセルヴァシオン/観察)です。すべてにおいて、自分の目で見てその都度ふさわしいアプローチを心がけています。種が茶色く完熟するまで待つなど。その他にも、畑内に烏骨鶏を飼い栽培に一役かってもらってます。

アンフォラや砂岩で出来た卵型のタンクを導入し白ワインを作り始めました。砂岩製および石灰岩製のアンフォラのワインも駆使してチャレンジしております。

ネゴシアンものといえど、近くの畑はチームで収穫し醸造します。オレンジラベルのメゾン ルー・デュモンの作品はネゴシアンといえど、一部の近くの畑はチーム ルーデュモンが収穫にむかいます!

すべてのワインは価格に関係なく手を抜かず作っています!!

ただその中でも買い葡萄で私たちが栽培の一部から携わり摘み取りまで行う
ジュヴレィ シャンベルタンは一押しです。

写真左の種・・・ブドウの糖度が上がり、酸度が下がってくる「分析的成熟」をむかえた状態
写真右の種・・・左の状態から更に数日感収穫を延ばすと「生理的成熟」をむかえ、ナッツの風味が出たりと香りに深みがでます。

仲田氏は高品質のワインを造りたいため種が写真左のような「生理的成熟」をむかえるまで収穫を延ばすそうです!

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