世界に知れるブルゴーニュ白ワインのトップ生産者。
【ドメーヌの歴史】
1920年代前半に、ピエール・ラモネ氏によって設立されたドメーヌです。
ピエール氏が最初に購入したのは1.5haのシャサーニュ1級レ・リュショットで、現在では誰もが認めるトップ・ドメーヌ原点はここから始まりました。
ドメーヌ設立から元詰を開始し、その直後にアメリカ市場に紹介されたことが、世界最高の白ワイン生産者の1人として今日の名声を獲得するきっかけになりました。
しかし、醸造自体は意外にもシンプルです。
このドメーヌの名声を支えてきたのは、紛れもなく畑での細やかな作業によって産み出される葡萄の質の高さです。雹や霜の被害にあって収量が激減しても、収量よりも、品質を最優先としています。
最新ヴィンテージとなるブルゴーニュの2021年は、遅霜や湿気、病気等により葡萄畑は壊滅的な被害を被り、また、フランス農務省からも過去半世紀で最低の収量との報告もされています。中でも、萌芽が早く早熟のシャルドネ主体のコート・ド・ボーヌ地区の霜害は甚大で、コート・ド・ボーヌの白ワインは平均収穫量の70%~80%減少と言われています。
この影響もあり、これから順次リリースされる2021年ヴィンテージは大幅な価格高騰と品薄が必至な状況となっております。
赤白問わず、シャサーニュ・モンラッシェのトップ・ドメーヌには変わりありません。
ブルゴーニュ コート・ドール ブラン 2021 ラモネ