【生産者紹介】
シャスネ・ダルスは1956年に創設された、シャンパーニュ地方最南端、コート・デ・パールのヴィル・シュール・アルスに本拠地を置く、約130以上のブドウ報を農家が加盟した生産者協同組合 (CM=コーペラティヴ・マニピュラシオン)です。 合計315ヘクタールもの広大な畑を所有しており 年間150万本のシャンパンを生産しています。 ピノ・ノワールを中心に、シャルドネも栽培し、希少なピノ・ブラン を使用したシャンパンも生産しています。
【歴史】
1956年、5人の葡萄栽培家が集まり自社畑で育てた葡萄で醸造したシャンパーニュ「シャスネ・ダルス」が誕生。シャンパーニュ地方の南にあるコート・デ・バール地区のアルス渓谷のテロワールを完璧に表現した独自のシャンパンを生産するため、生産者共同組合(CM =コーペラティヴ・マニピュラシオン)という事業形体でビジネスをスタートしました。シャスネ・ダルスのシャンパンは、このテロワールと130もの生産者達の真の表現です。アルス川沿いの12の村にある315ヘクタール(東京ドーム 約70個分)の畑を所有し、年間150万本のシャンパンを生産しています。
【土壌の特徴】
粘土質と石灰岩で100万年前に海に覆われていたキンメリジャン土壌。南から南東向きの斜面で葡萄を栽培。シャンパーニュの他の地域よりも暖かい気候ではあるが、霜の危険性がやや高いエリアになっています。ピノ・ノワールの栽培に理想的な土壌。希少性の高いピノ・ブランも収穫しています。自社畑で収穫された最高品質の葡萄の一番探り果汁だけを使用し、2013年以降はオーガニック栽培もスタートしました。
【ヴィニュロン・アンガジュの取り組み】
2021年3月、シャンパーニュ地方で初めて持続可能な開発に取り組むフランスのワイン生産者に与えるサステナブル認証規格のVignerons Engages(ヴィニュロン・アンガジュ)を取得。国際規格ISO26000に基づいて設置された規格の一つです。
<環境への取り組み >
→ 生物多様性の保護
→ 遅めの草刈り
→植物検疫処理の制限
<廃棄物リサイクルの削減と最適化 >
→廃棄物の81%をリサイクル
<エコデザインの推進 >
→ アクリルワニスや水で作られたインクを使用
→ ケース類や箱は100%リサイクル紙を使用
<ブドウの木からグラスに注がれるまでの取り組み >
→公正な価格に基づく品質、衛生、安全基準の保証
【シャスネのアイデンティティ】
素晴らしいミネラル感とフィネスを備えたシャンパンを提供することが使命と考え、広告費には予算を費やさず、設備への投資を優先しています。葡萄栽培家であるルーツへの愛着と誇りから現在でもエチケットには「La Maison du Champagne」ではなく「Maison de Vignerons(メゾン・ド・ヴィニュロン=葡萄栽培家のメゾン)」の文字が使われています。2020年、ダイナミックでモダンなブランドであることを新しいターゲット層にも アピールするため、ボトルのエチケットを一新。フランスではホテル、レストラン、カフェ、高級小売店と取引。また創業以来、組合員による継続的な製品情報発信により現在では売り上げの50%以上を個人消費者に直接販売している。海外市場では現在15カ国以上に輸出、年々そのシェアを広げている。エールフランスの機内や英国のケンブリッジ大学、オックスフォード大学のラウンジ でもサービスされていました。
シャスネ・ダルス キュヴェ・プルミエール ブリュット
シャスネ・ダルス ロゼ ブリュット
シャスネ・ダルス キュヴェ・ピノ・ブラン エクストラ ブリュット2009
シャスネ・ダルス ビオ・ブリュット ナチュール 2013
シャスネ・ダルス コンフィデンス ブリュット
シャスネ・ダルス コンフィデンス・ロゼ ブリュット 2010