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話題の新進気鋭蒸留所「アイル オブ ラッセイ」解体新書

株式会社 都光さんが正規代理店の今話題の「アイル オブ ラッセイ」今回は同蒸留所の魅力はもちろん基本的なところも含めて「今知りたい情報」を網羅した内容となっておりますので是非ご一読ください。

アイル オブ ラッセイ

ラッセイ島 (EILEAN RATHARSAIR)

スコットランドの西海岸、インナーヘブリディーズ諸島にある人口わずか161人のラッセイ島は、スカイ島のスコンサーからフェリーで25分のところに位置します。

この島は、息を呑むような自然の美しさ、壮大な風景、特徴的な地質、そしてスコットランドで最も多様性に富んだ生態系で知られています。

ラッセイ島初の合法的蒸溜所

この島では、1850年まで違法な蒸留が行われていたと言われており、かつて使用されていた蒸留器があった痕跡も見つかっています。

何世紀にもわたって違法な蒸留が行われてきたラッセイ島には、実は完璧な一杯を造るための要素が揃っています。

新たな始まり

スコットランドの起業家ビル・ドビーとウイスキーブレンダー兼植物学者のアラスデア・デイが共同で設立したアイル・オブ・ラッセイ蒸溜所は、2017年9月に最初のスピリッツを蒸留しました。

その3年後、最初のカスクがラッセイ島で初めての合法的なスコッチウイスキーとなりアイル オブ ラッセイの旅が始まりました。

ひとつのスピリッツ、ひとつの島

「私たちのウイスキーとジンは、人々と場所を表現しています。」

ホテル1軒、民宿3軒、ショップ2軒、小学校1校、そして島民の手によって建てられた蒸留所が1軒。とても小さいですが密接に結びついたコミュニティです。

何世代にもわたり受け継がれた人々の知識や文化がアイル オブ ラッセイの哲学を形成し、スピリッツ造りに大きな影響を与えています。

“島のシングルモルト”の新たなアイコン

アイル・オブ・ラッセイ シングルモルトは、荒々しくもエレガントで、多様性に富んだ島の味わいです。丁寧に設計されたユニークなレシピは、ピーテッドとアンピーテッドモルトの両方を3種類のオーク樽で熟成するという手法を取ります。

6種のカスク

スピリッツは全てラッセイ島で蒸留、熟成、瓶詰めされ、出荷されます。

アイル・オブ・ラッセイ シングルモルトはそれぞれ独自のスタイルと個性を持つ6つの樽を混ぜ合わせたシグネチャースタイルで、軽やかなピーテッドモルトと豊かなダークフルーツのフレーバーとが非常にバランス良く表現されています。

命の水

島の最高峰、ドゥーン・カナに降り注ぐ雨は、火山岩とジュラ紀砂岩でろ過され、蒸溜所の地下深くにある井戸「Tobar na Ba Bàine (淡い色の牛の井戸)」に流れ込みます。

このミネラル豊富な水は、マッシング、発酵、蒸留、樽詰め、瓶詰めなど、製造のあらゆる段階でスピリッツに個性を与えています。

スコットランド産大麦

スコットランド産の大麦のみを100%使用。製麦した後のドラフ(使用済み大麦)は、牛の飼料として地元の農家に提供しています。

また、将来的に100%ラッセイ島産のシングルモルトをリリースするために、地元のピートを使用して大麦を栽培しています。

ハイランド ピート

ハイランドのピートを使い製麦されるピーテッドモルトは、スピリッツに穏やかで香ばしいスモーキーさを与えています。 PPMは48-52です。

ピーテッド原酒とアンピーテッド原酒は1年のうちで異なる時期に蒸留し、アルコール度数63.5%で樽詰めします。

ニューメイク スピリッツ

ミネラル豊富な水、長い発酵期間、そして独自の蒸留プロセスにより、樽に触れる前に甘いダークフルーツの特徴を持つスピリッツが完成します。

熟成

すべての樽は島の熟成庫でヘブリディーズ諸島の気候の影響を最大限に受けながら熟成されます。

ラッセイ島の自然が閉じ込められたボトル

『アイル・オブ・ラッセイ』という名は、ウイスキーだけでなく、歴史、文化、そして人々を象徴しています。

この島の景観は素晴らしく、スコットランドの地質学的な特徴の多くがこの島に存在しています。

ウイスキーとジンをボトリングしているデカンタのようなボトルは、島の壮大な自然の美しさを余すところなく表現しています。

ラッセイ島で発掘された化石や岩石がガラスに型押しされており、世界のどこにいてもこのボトルに触れるだけでラッセイ島の一部を手にしているような感覚になります。

チンカピンオーク カスク

チャーとトーストを施したこの特注の チンカピンオーク樽は、北米の中央および東部に自生するオークの一種 (Quercus Muehlenbergii American Oak) を使用しています。

樽内をチャー(炭化)することにより熟成の早い段階で豊かな色と風味をもたらし、トーストは木材に含まれる天然の糖分をカラメル化します。

甘いトフィーやバタースコッチの香り、鮮やかなダークフルーツのフレーバー、そして若くても深みのある豊かな色合いが生まれます。

ボルドーレッドワイン カスク

外側が赤く染まったこの高品質な赤ワイン樽は、フランス・ボルドー地方のシャトーからラッセイ島へ新鮮な状態で届けられます。樽詰めされたニューメイクスピリッツは最初の数ヶ月でピンク色に染まり、その後より深く濃い赤色に変化していきます。

ドライフルーツ、サルタナ、ブドウ、クリスマスケーキ、パンプディングなど、大胆なフレーバーとフルーティーな香りが広がります。

ライウイスキー カスク

このアメリカン ライウイスキー樽は、マッシュビルに53%のライ麦が使用されたケンタッキー州のウッドフォード・リザーブ蒸溜所のものです。

そのフレーバーは、豊かなフルーツやバタースコッチ、力強いコショウなどのスパイスといったライウイスキーらしさに溢れています。

この樽での熟成により、スパイスやバタースコッチの風味が加わります。

ボロデールハウス

ビクトリア朝時代に建てられたこの豪邸は、6つのスイートルームと5つ星のビジターセンターを備えた最新鋭の蒸溜所に生まれ変わりました。その周りには、#BestDistilleryView スコットランドでも指折りの美しい景色が広がります!

大人気ツアー

『アイル・オブ・ラッセイ』では、蒸溜所及び島内を巡るガイド付きウイスキーテイスティング・ツアーが体験できます。蒸溜所で製造工程をその目で見ていただき、様々なスピリッツ及びウイスキーを試飲いただけます。

蒸溜所内のバー&ショップではウイスキーだけでなく、ビールやワイン、カクテルなど、様々な種類のお酒をご用意しています。

いかがでしたか?
スコットランド新進気鋭蒸留所の一つ「アイル オブ ラッセイ蒸留所」の魅力が少しでもお伝え出来たら幸いです。
今後続々と新しい商品をリリースしてくれることを願いまして、是非ご興味いただけたら嬉しいです。

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