日本未発売のドメーヌ・ジョルジュ・リニエ 2021ヴィンテージを今回限りの限定でご案内します!

日本未発売のドメーヌ・ジョルジュ・リニエ 2021ヴィンテージを今回限りの限定でご案内します!

日本未発売のジョルジュ・リニエ 2021ヴィンテージを今回限りの限定でご案内します!
ジョルジュ・リニエは従兄弟のユベール・リニエとともにモレ・サン・ドニを代表する生産者です。
ブドウの潜在能力を高め、より自然に繊細に引き出すワイン造りをしています。
目指すはスタイルは、若いうちから飲みやすく、かつ10年経っても若さを保つワインです。
受け継がれる伝統と若き熱意が融合したフレッシュ感とフィネスを持つ新世代スタイル!!

ブルゴーニュ、コートドールの北、コート・ド・ニュイ地区にあるワイン産地モレ・サン・ドニ。ジュヴレィ・シャンベルタンとシャンボール・ミュジニィなどと並び、非常に優れたワインを生み出します。
ジョルジュ・リニエは従兄弟のユベール・リニエとともに、このモレ・サン・ドニを代表する生産者です。
リニエ家は数世代にわたってワイン造りを続けており、本拠地であるモレ・サン・ドニを中心にマルサネ、ジュヴレィ・シャンベルタン、シャンボール・ミュジニィなど17のアペラシオンに渡り16haの畑を所有しています。
現在ドメーヌを運営しているのは、ジョルジュの甥ブノワ・ステリ(左写真)で、2002年にドメーヌに参加。2008年から単独で醸造を行っていて、2013年からドメーヌ全体を任されています。
クラシカルな趣を残したエレガントなワイン造りで評価を得ています。


モレ・サン・ドニは、プルミエクリュとグランクリュの畑で村の半分以上の面積を占めており、代表的なグランクリュであるクロ・サン・ドニの名前をとり、1927年よりモレ・サン・ドニと名乗るようになりました。
モレ・サン・ドニは5つのグランクリュを有していますが、ジョルジュ・リニエはそのうちのクロ・サン・ドニ、クロ・ド・ラ・ロッシュ、そして、プルミエクリュのクロ・デ・ゾルムなどの畑を所有しています。
クロ・サン・ドニの最大の所有者で、クロ・デ・ゾルムの約半分を所有しています。

【クロ・サン・ドニの特徴】
最も北に位置するグランクリュ。シャンボール・ミュジニィにまたがるボンヌ・マールを除き、モレ・サン・ドニにおいて最小の畑となっています。ジョルジュ・リニエは、3.5haのクロ・サン・ドニのうち1.4haの畑を所有し、同特級畑における最大の所有生産者となっています。標高が高く、風の影響を強く受け、また昼夜の寒暖差が大きいのが特徴。繊細できめ細かくエレガントなワインを生み出す畑です。

【クロ・デ・ゾルムの特徴】
総面積4.5haのプルミエクリュですが、そのうちの2haという大きい区画をジョルジュ・リニエが所有しています。モレ・サン・ドニの北側の特徴をよく表している畑で、男性的で素朴な個性を持つワインを生み出します。若いうちは気難しい一面もありながら、熟成とともに上質な風味が花開いていく素晴らしい魅力のワインとなり、ブノワ・ステリ自身も最も思い入れのある畑のひとつです。


栽培に関してはテロワールを十分に表現するワイン造りを目指し、ジョルジュ・リニエでは、 リュット・レゾネ( 化学肥料は用いず、堆肥のみを使用した栽培 ) で 農薬の使用を最小限に抑え たブドウ栽培を行っています。
ブドウは非常に小さく凝縮しており、そこから深みのある、それぞれの畑のテロワールの個性を感じられるワインが造られます。

歴史の古い家族経営のドメーヌであるおかげで、樹齢の古いブドウ樹に恵まれています。多くの畑が50年代初期に植えられたもので、平均樹齢は65年。古木は昔ながらの※マサルセレクションで植樹しています。30年程度で植え替えする生産者が多い中、ジョルジュ・リニエでは、古木にこだわっており、色の淡いブドウのクローンから、エレガントなクラシックスタイルのワインを維持しています。

※畑のブドウ樹から優れた樹を何種類か選び、台木に接ぎ木して育てていく方法。
キーポイントは2つです。自分の畑に合った優秀な樹が代々継続して畑で育っていくというのが1つ。1種類ではなく、いくつかの種類の多面的に優れた苗木を残していくというのが2つ。

2012年からブドウ畑では除草を行っていません。草のおかげで土壌の生物多様性が増し、ブドウ樹がしっかりと根を張り健全な状態を保つことができることから、土壌の特徴を最大限引き出したブドウを収穫できるという利点があります。また、除草をしないことからブドウ樹に適度なストレスがかかり、自然と収量が落ちる上に、上質なブドウが実をつけます。


ピュアな果実感溢れるワインにこだわり、ドメーヌではクラシックな醸造を採用しています。除梗の比率は、ブドウの熟度によって毎年比率を変えています。おおよそ10~35%の全房を使用していますが、タンニンやストラクチャーを強化することが目的です。果梗が多すぎると、ワインが固くなりすぎるため細心の注意を払っています。

・樽の使用 ⇒ 新樽はキュヴェごとに最低限使用 ⇒ 樽のニュアンスをキレイに出すことでピュアなブドウの風味を生かしたワインに仕上げています。

・ヴィラージュ 16~18ヶ月(新樽なし)
・クロ・デ・ゾルム 16~18ヶ月(新樽25~30%)
・クロ・サン・ドニ 18~20ヶ月(新樽50%)

※全て無濾過/無清澄


【温暖化の影響はワインにとって悪い事ばかりではない】


温暖化はブドウ栽培においてデメリットをもたらすばかりではなく、近年では完熟したピノノワールを収穫できるなど素晴らしいヴィンテージが相次いでいます。100年に1回の優良なヴィンテージに3年連続恵まれたといっても過言ではないほどです。ただし、温暖化への対策も行っています。暑すぎる環境下では、耕された茶色の土壌に太陽光が反射し、温度が高くなりすぎる恐れがあります。ただ、ドメーヌで実践をしているブドウ畑に草を生やすという取組は、太陽反射光による温度上昇を抑制するという効果が期待できます。植生は温暖化への確かな対策であり、バランスのよいブドウを収穫するのには欠かせないことであると言われています。
モレ・サン・ドニを代表する生産者、ジョルジュ・リニエ。
テロワールの特徴とヴィンテージの個性を大切にして造られたワインは、驚くほどピュアで素直なブドウの味わいを体現しています。

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