☆ ドラピエ ☆

☆ ドラピエ ☆

【マルセル・ラピエールが愛したシャンパーニュ】

「マルセル・ラピエール」「フィリップ・パカレ」「Ch.ル・ピュイ」そして「ジャック・セロス」も愛飲するシャンパーニュ。南部コート・デ・バールでピノ・ノワールを主体に栽培。ブリュット・ナチュールの第一人者としても知られています。

シャンパーニュの南端、オーヴ県ウルヴィル村。12世紀にシルタシアン派の僧侶によって築かれた地下セラーは現在も使われており、当時からこの地でワイン造りが行われていた事を示している (ドン・ペリニヨンより古い)。1808年より、この地でシャンパン造りを始めたドラピエは現当主「ミッシェル」で8代目。他の大手メゾンとは異なり、常に家族経営を続けている。

所有する53haの畑では1989年から一切の農薬を使用しない有機栽培を実践。しかし、ビオロジックへの移行は簡単ではなく、合成肥料から堆肥への切り替え、農薬の不使用によって病や害虫被害が増え収量は30%減った。しかし、土壌改善はゆっくりと進み、今では以前よりも個性をしっかり持ち、強い葡萄が収穫されている。

味わいに大きな影響を及ぼすドサージュ。「ドラピエ」ではワインに蔗糖を足し25年間熟成させたリキュールを品種毎に手作りしている。そして各キュヴェのセパージュと同じものを少量添加している。ブリュットは15g/lまで許されているが、カルト・ドールは6g/l。ドサージュの少なさはビオロジックで葡萄が強く自らの個性を表現できるようになったからできることであり、完熟した強い果実でないと6g程度の少ないドサージュでは骨格の無い寂しいワインになってしまうのである。

亜硫酸は香味を消す。少量であれば問題ないにせよ刺激物。純粋さを実現する為に添加量を少しずつ減らしている。現在、通常100mg/l程度使われるところ35mg/lまで減らしています。収穫された葡萄は小分けにし、できる限り短時間でタンクに運ぶ。18度の完全な温度管理の下、野性酵母を使ってゆっくりと発酵を開始。酸素を遮断する為、圧搾機を発酵槽の真上に設置したグラヴィティシステムを採用。SO2無しでも果汁はバクテリアに侵されること無くワインへ変化するのです。

ドラピエ カルト・ドール ブリュット

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ドラピエ・ブリュット ナチュール

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