イタリア三大銘酒としてバローロやバルバレスコと並ぶ高級ワイン、ブルネロ・ディ・モンタルチーノ。 歴史は浅いながらイタリア初のDOCGとして認定され一躍世界に名を轟かせたこの銘酒は近年ますますテロワールの個性を表現する生産者が増え、ワインのプロフェッショナルや愛好家からいま熱い視線を注がれています。
1950年、亡き奥様の父親がパラディソと呼ばれる畑を購入したのがイル・パラディソ・ディ・マンフレディの始まり。以来、家族のみで年間8000本弱のワインを醸しています。1967 年には10軒のカンティーナと共にブルネロ・ディ・モンタルチーノ協会を設立。その創設メンバーでもあった。モンタル チーノの歴史的カンティーナなのです。
現当主はフローリオ・グエッリーニ。2人の娘、ジョイアとシルヴィアの3人で毎日、畑に出て昔からグエッリーニ家に伝わるワイン造りを今もそのまま実践しています。国際化するブルネロで最も伝統的で家族的なワインです。
特徴は海の潮っぽさとヨード感。畑はモンタルチーノ北斜面、町のすぐ下にあるモンタルチーノの発祥の地。アンモナイトや牡蠣、帆立の貝殻を多く含む粘土質で下層士は今でも潮の香りがします。
7つの段々畑に分かれていて、それぞれ表士の色が違い、白い土壌は砂を多く含み川の影響を受けています。赤土はモンタルチーノの南部と似ている土壌です。
異なる表士の下には海の推積物が押し固められた岩盤があり、多くの化石を含んでいます。この層まで葡萄根は伸びているので、彼等のワインには強いヨード香を感じさせるのです。
世界的人気のブルネロ・ディ・モンタルチーノ。イタリアで最も国政的な産地とも言われます。本来のモンタルチーノの味わいとは何なのでしょうか?
土地の個性を吸い上げ、そのエネルギーを蓄えた葡萄果実をワインにしていくべきで、土地のエネルギーを宿したワインにはエネルギーがあり、土地の味がするのです。
葡萄品種のサンジョヴェーゼ・グロッソ(ブルネッロ)は、サンジョヴェーゼが突然変異したものです。サンジョヴェーゼに比べると果皮が厚く粒は大きめ。風味がありタンニンが強いため、長期熟成に適したコクのあるワインになります。
ブルネロ・ディ・モンタルチーノ 2013 イル・パラディソ・ディ・マンフレディ
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